はじめまして、Newcomerの「裸足のオリコ」と申します。
私はricoの店員さんではありません。
ここには出てこない店員さんとある意味「同級生」というご縁で助っ人にきました。
・・・あんまり戦力になってませんが・・・。
私がなぜ結城紬の織り子になったのか、には結城紬の歴史が少し関係しています。
結城紬のそもそもは長幡部絁(ながはたべのあしぎぬ)だと言われています。
これは「常陸国風土記」によりますと、
崇神天皇の時代に、多屋命(おおやのみこと、おおねのみこと)という人物が
三野(美濃)の国から久慈郡に移り住んで始めた織物だそうです。
崇神天皇って、諸説あるみたいですが、紀元前の天皇らしいです。
結城紬はそんな大昔に由緒のある織物なんですよ。
その話を知ったとき、なんだかちょっとしたご縁を感じてしまいました。
私は実は美濃の生まれでして、旧姓の音が「おおね」に似ているんです。
そして、これは機織りを始めてから知ったことですが、
私の曾祖母(もちろん美濃に住んでいました)も機織りをしていたんだそうです。
それだけで織り子になったわけではありませんけど、
そんなこともあっていろいろと思い入れのある機織りです。
ところで織り子さんには手仕事が好きで器用な方が多いのですが、
残念ながら私はその範疇には入りません。
どちらかというと引きこもりオタク系で、資料を収集するのが好きだったりします。
そういうことでこちらのブログでは主に結城紬に関する文献関係のことで貢献できれば、
と思っています。
以後よろしくおつきあいください。
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