やや曇りの平日に栃木の小規模?美術館巡ってきました。
小山市立車屋美術館の「岩崎貴宏展 埃(10
-10)と刹那(10
-18)」。
日用品を加工して鉄塔などを極小サイズで作る
「アウト・オブ・ディスオーダー」シリーズがたくさんありました。
タオルなどの布地の繊維を解いたもので塔などを形作っていますが
素材は素麺などの乾麺、歯ブラシ、デッキブラシ、髪の毛などかなり多様で本当に作りが繊細です。
小山遊園地を形作ったあ作品もありました。
水面に映る歴史的建造物の実像と虚像を一体化した「リフレクション・モデル」は
単純に精密さがすごいです。
これまで美術館だけを利用した展示を見ることが多かったのですが
今回は敷地内にある肥料蔵や文化財の小川家住宅の空間を活かした展示でした。
その後とちぎ蔵の街美術館で「現代水滴 小さな旅展」を見ました。
水滴好きなのでどちらかというとこちらがメイン。
水滴を多数所蔵している美術館なので数年に一度水滴展が開催されています。
今回は各産地を巡るというコンセプトのせいか代表作的な作品が中心のような気がします。
展示替えもあるようなので後期に期待。