2015/12

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2015年も「結い市」、「きものday結城」とご参加ありがとうございました。
来年も基本的には同様の出店ペースだと思いますが
今回初めて早春のオープンを予定しています。

2016年3月19日(土)・20日(日) @ゆいのわ
★3月20日は贅沢ラインナップの音楽イベント「結いのおと」もあります。
 http://yuinote.jp/

時間・詳細は決定次第お知らせいたします。

今年もほんとうにありがとうございました!
ではまた来年〜。




JUGEMテーマ:着物 きもの


みなさん、着物の荷造りどうされていますか?

移動手段により
​​車・電車→今回のバッグ詰め
航空機→すぐに着る場合はバッグ詰め
    余裕がある日程だと宅急便で現地に送る

と、いうかんじでしょうか


2泊3日で着物を着る機会がありましたので、その際の荷造りについて書いておきますね
移動手段は車でした
また移動中は洋服でした


バッグは↓
 
一般的な大きさです
機内持ち込みができるサイズといえばわかりやすいでしょうか


​まず何をパッキングしなくてはならないのでしょう?
・着物2枚
・帯2本
​・帯締の三分紐2本
・帯留 2個
​・帯揚2枚
​・襦袢1枚(半襟を2枚かけています)
・肌着類(2組 写真・左端ブルーの袋)
・帯板(通年メッシュをつかっています)
・襟芯(こちらもメッシュ)
・帯枕
・足袋2組
・紐4本と伊達締め1本
・草履
 
結構ありますね

まず、着物・帯・襦袢をまとめます
一組づつ着物を帯で空気が入らないように折りたたんで
襦袢とともに風呂敷できっちりまとめます
ついでに帯揚げもイン
ゆるゆるまとめるとしわの原因になりますので、ここは要注意

足袋は草履の箱にまとめていれます

紐類はバッグの底が浅い前ポケットにいれておきます
こうすると着付けの時も立てたまま取り出せて便利

 

無くなりがちな三部紐、帯留めは猫の雑貨入れにくるくるして入れます これも底の浅い前ポケットへ

  
紐入れにピッタリのサイズ

詰めていきます
  
写真・左)風呂敷に包んだ着物・帯・襦袢・帯揚げ 
     草履の箱
     空間を埋めるように帯板・襟芯

写真・右)風呂敷包みの上に帯枕と肌着を入れたブルーの袋をセット

まだまだ改良の余地はあるとは思いますが、今のところはこの方法に落ち着いています



 


 


個人的に気になったものその2
「艶出し藍染め&板繭」(ミャオ族・トン族)

ツヤ出しの方法は
布を石の上において木槌でたたく
卵白に薬草酒を混ぜたものを塗る
豚の血を塗る  など

防水だけでなく見た目の美しさを求めての加工でもあるようです。
そしてそこに刺繍を施した板繭を縫い付けてさらに装飾しています。



(拡大してください)



現在同様の衣装展が開催中の「アツコバルー」では立体展示もあって面白そうです。
やはり着るものは平面じゃわからない魅力や良さがありますから。


「まちづくりcafe 上州屋」(笠間)も毎月様々なタイプの展示やイベントが開催されているので
笠間散策などと合わせて立ち寄ってみてください。








JUGEMテーマ:着物 きもの


現在渋谷の「アツコバルー」で中国少数民族衣装展が開催中ですね。

秋に笠間の「まちづくりcafe上州屋」という元旅館を利用したギャラリーで
同じ梅田美智子コレクションを見る機会があったのでここではその時のものを紹介します。

中国〜アフリ東南アジア〜中近東〜アフリカ、と範囲は幅広く
規模のわりには展示数や紹介文など充実していました。

個人的に気になったもの
「中国 イ族の男性用上着」

花嫁が何年もかけて織りろうけつ染めをし花婿に送る盛装用上着です。
燕尾服のようなデザインやあらかじめ重ねて着た時のバランスを考えて作られている袖など
とてもおしゃれです。
織って染めてさらに刺繍もして、しかもどれも細かくてキレイ!
ボタンなどのパーツも凝っています。



(拡大してください)



展示されていたものは繊細なものが多く所々に虫眼鏡が置いてありました。

(拡大してください)
 

ユニークだったり洗練されていたりデザインも技巧も興味深いものばかり
貴重なコレクションを触れられる距離で見られるのっていいです。


 





JUGEMテーマ:着物 きもの


既に終了した展示会です

「三角・吉田」
会期:2015年10月29日(木)〜11月1日(日)
場所:イトノサキ(南青山)

吉田さんの個展へ行ってきました
会場はイトノサキ
イトノサキさんの名前はSNS等で知っていましたが、伺うのは初めて
光たっぷりスポットもある素敵な空間

階段を上がり、店内に入ると明るい帯や着尺がお出迎え

吉田さんの作品にはそれぞれ名前がついています
その名前から作品をみるのも良し、作品を見てから名前をみるのも良し
そこから楽しめます
想像がぐーーーんと広がる感じというのでしょうか
布とタイトルと自分と、想像を働かせながらしばし対話をします
豊かな時間です

幼い頃から絵を描いていらっしゃるからなのでしょうか
色の使い方がなんとも言えず素敵
微妙な色の出方がいいんです
タイトルを見て、「なるほど」と思いました
もしチャンスがあれば画像ではなく、実物を自然の光のなかでぜひ見てください

  
写真・左)吉田さんご本人です 帯・着物ともにご自身の作品
写真・右)お太鼓も楽しい帯 

吉田さんのブログには作品を身につけられた方々がたくさん
みなさんの表情が本当にやさしい
http://www.someoriyoshida.com/



ふふ、何を隠そう、吉田さんと同郷なのです
個人情報もちょっと入手(?)しているので、その日の着物カラーは吉田さんリスペクトで黄色
  



ちょっと面白い写真も
 
イトノサキオーナーの畔蒜さんが撮影の前にお直し
畔蒜さんが締めている吉田さんの帯もいい!














 


宇都宮大学・峰ヶ丘講堂で開催された「宮の注染を拓く」を見てきました。
この展示は宇都宮美術館が館外プロジェクトとして6月から活動してきた
「地域産業とデザイン」の成果発表の場でもあります。

会場の峰ヶ丘講堂、素敵です。
このプロジェクトで新たに作られた手ぬぐいの反物が大胆に飾られていました。



その他デザインに特徴のある古い手ぬぐいや型紙、注染に使う道具など。

宇都宮で注染といえば中川染工場。予約すれば見学も可。
間近に見学ができるので糊を置いて染まるまで注染の仕組みがよくわかって楽しいです。
浴衣のB反や手ぬぐいがお買得価格で買えたりもします。

そんな中川染工場の道具 
無地染用蜘蛛の巣と薬缶



型付け用の木枠と木のヘラ


現在でも手ぬぐいは人気だし新しい作家さんもたくさんいますが
私はまだ手ぬぐいが配られていた時代の企業などオリジナル手ぬぐいが好みです。



そして最も気になったのはこの「染料調合ノート」
(拡大してください)


そして棉と種。


これは筑西市にある谷中滋養農園のものです。

和棉の種などを扱う国内でも貴重なタイプの農園で
そのラインナップの特殊性ゆえに興味があったのですが
今回農園主の方に直接話しを伺う機会にも恵まれました。
面白い話がいろいろ聞けました〜

棉以外にも種や苗の種類豊富なので気になる方はチェックしてみてください。




JUGEMテーマ:着物 きもの


これまでに作ったものを(画像がある分だけ)まとめて紹介します

まずは人生初の着尺
黄色・カーキ・茶を組み合わせた半分づつの縞になっています
(以前は結城市役所の入口に展示されていましたが現在はどうでしょう)



つづいて「デニム風結城紬」
一応経糸の色は絣括りで作ってあります



通常白一色の耳にも赤いラインをいれてデニムの赤耳風
単衣に仕立てると裾や袖からチラリと見えます



画像は「su que ceな日々。」からお借りしました→ 


そして記念すべきオーダー第1弾!
「お気に入りのワンピースと同じデザインの結城紬を」という発想も大好きです
オレンジの色を好みのものにするのに何度もサンプル作りをしました



以前テレビの出演の際にお借りして着せたものです



オーダー2枚目
鮮やかな牡丹色を深い緑で抑えたとにかく色にこだわった他にない色合いの一枚です
八掛も萌葱というか緑青というかなんとも素敵な色合いのものを合わせていらっしゃいました




そして「こあら色」
無地のように見えて細い縞なので色に奥行があります
無地感覚で着られて色も上品なので「こあら色」実はかなり人気です
現在も第2弾を製作中




ランダム縞
繰り返しなしの本当のランダム 
緑の濃淡に鮮やかな水色がアクセントです
(糸量計算しなきゃいけないのでもちろん設計図はあります)




そして通称「ミク色結城紬」
これも無地に見えて縞 
オーダー主の”和のパーソナルカラー講師” 渾身のブルーです
従来の結城紬ではみかけない色なので着こなしが楽しみです



ここからオーダー着尺にはオリジナルの絣が入っています
こちらはricoのハサミ紋




最後はまだ記憶に新しい「漫才師のスーツ」
このテーマ 聞いた時からワクワクしました
何度も縞とデザインをやり直してのこの個性派縞です
やっぱり一番のポイントはイメージを左右するメインの緑の色味で
タテヨコそれぞれ色々試織した結果予定通り”落ち着いてない緑”に決定しました
実験的な試みも多く印象に残っている一枚です
こちらも耳をトリコロールにしたので単衣仕立てです
和裁士さんの提案で絣もいかした仕立てにしてあります とにかくカッコイイ!



縞と色のイメージに合わせて絣は月桂樹
真っ白なスニーカーでの着こなしは最高にクールでした







JUGEMテーマ:着物 きもの


年末から年始にかけての着物関連催しを書いておきます


​日本民藝館展 −新作工藝公募展ー
日時:2015年12月12日(土)〜24日(木)
場所:東京都目黒区駒場4-3-33

 
(HPより)

展示即売もあるので、年末・年始のお飾りなど揃えるのもいいですね





追悼 池田重子コレクション 日本のおしゃれ展
日時:2015年12月30日(水)〜2016年1月18日(月)
場所:松屋銀座 8F

 
(HPより)池田重子さんは今年10月に亡くなられました

こちらは着物好きには有名なイベントです
そして大変混みます
ゆっくり見たい方は夕方以降がおすすめと聞いたことがあります


出口を出たところに着物関連ショップもたくさん出店するので、年明け最初のお買い物をするのはどうでしょう
 


第40回栃木県本場結城紬織物競技展示会

糸つむぎ、機織りの実演もあります。

日時  平成25年12月12日(土) 午前10時〜午後4時
    平成25年12月13日(日) 午前10時〜午後2時
会場  道の駅思川 小山評定館
主催  栃木県本場結城紬織物協同組合
    電話 0285-49-2430


道の駅 思川 http://www.michinoekiomoigawa.co.jp/
 


JUGEMテーマ:着物 きもの


11月21日にリニューアルオープンした足利織物伝承館に行ってきました。

現在は「A Roma ローマへ 海を渡る足利 VIVID 銘仙」展が開催中です。
(全体のみ撮影可)
トルソーの着こなし素敵でした。



歴史の紹介、現在作られている製品や素材(着物ではありません)の展示、
草木染め体験スペースなども併設されています。



合わせて鑁阿寺周辺を散策しました。
大銀杏が見事です。
奥に見える多宝塔のフォルムが好きなのでいつもはそちらに目がいってしまいますが
さすがに今回は圧倒的な黄金色に目を奪われました。



足利は織り道具屋さんもあるので何度か来ていますが
ちょっとづつお店が増えている印象でたまの散策も楽しいです。

今回は発酵所(パン)やCfa Backyard Winery、南の麦、カフェsoyoなど
いろいろ寄ってきました。

足利は人口に対する珈琲豆屋や喫茶店の割合が多いそうで
コーヒーでのまちおこしなども始まっているようです。
(コーヒー屋台のアラジンなども有名ですもんね)
 

足利織物伝承館    http://orimono-densyokan.com/




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